まずビタミンAについて、概要を簡単に紹介します。
ビタミンAは脂溶性のビタミンで、「目のビタミン」といわれるほど、目との関係が深いビタミンです。
ビタミンAは、目や粘膜、皮膚の健康を保ち、成長を助けたり、病気の回復を助けたりします。色を見る力にもかかわっていて、とくに夜盲症や視力低下を防いでいます。
ビタミンAは脂溶性ビタミンなので、油に溶ける性質をもっています。加熱にも強いので、にんじんやニラ、ほうれん草などの緑黄色野菜は炒め物すると、たくさん吸収することができます。生の場合でもドレッシングをかけるなど、油脂と一緒にとることで、吸収がよくなります。それではもう少しくわしくみていきましょう。
ビタミンAの効果
ビタミンAの効果には、皮膚や髪の健康を保つ、夜盲症、視力の低下を防ぐ、呼吸器系統の病気の感染に対して抵抗力をつける、生殖機能を維持する、成長を促進するなどがあります。
ビタミンAの過剰摂取
ビタミンAは、通常の食事だけでは過剰症になることはありません。しかし、ビタミン剤などから摂取すると、体内に蓄積されやすいく、摂取し過ぎると、急性中毒症や頭痛、疲労感や吐き気、睡眠障害、食欲不振、皮膚の荒れなどを引き起こす場合があります。
ビタミンAを多く含む食品
ビタミンAには、レチノール類とカロテン類の2種類があります。レチノールは、動物性食品に含まれている成分のことです。カロテンは、主に緑黄色野菜に含まれています。
- レチノール
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うなぎの肝(20g) 880mg、鶏レバー(50g) 7000mg、豚レバー(50g) 6500mg
- β-カロテン
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西洋かぼちゃ(80g) 528mg、春菊(2株60g) 450mg、にんじん(1/5本30g) 450mg、モロヘイヤ(50g) 850mg
1日の摂取量の基準
成人男性 750μg、成人女性 600μg、妊婦 670μg、授乳婦 840ug、許容上限摂取量 3,000μg
ビタミンAの不足
ビタミンAが不足すると粘膜が乾燥しやすくなります。そのため、目が乾く、肌がかさつく、風邪をひきやすくなる、胃腸の粘膜が傷つきやすくなる、髪が傷む、爪がもろくなる、などの症状があらわれます。
ビタミンAまとめ
- ビタミンAには、レチノール類とカロテン類の2種類ある
- ムチン層をつくり、目を乾燥から守るはたらきがある
- 油脂と一緒にとると体内への吸収がよくなる
- ビタミンAの効果は、髪の健康、夜盲症、視力の低下予防、呼吸器系統の病気の感染に対して抵抗力をつける、皮膚や粘膜を正常に保つ、生殖機能を維持する、成長を促進するなど
- 一度に大量に摂取すると、数時間で眠気、過敏、頭痛、嘔吐が生じる
- 油によく溶ける
- 腸や、すい臓に疾患があると、ビタミンA欠乏症になるリスクが高まる
- 長時間にわたり過剰摂取を続けると、髪の毛が荒れ、まゆを含めて部分的な脱毛が生じる
- 不足すると粘膜が乾燥しやすくなり、目が乾く、肌がかさつく、風邪をひきやすい、胃腸の粘膜が傷つきやすい、髪が傷む、爪がもろくなる、などの症状があらわれる
- 過剰摂取は有害
- ビタミンAは、ビタミン剤などから摂取すると体内に蓄積されやすい
- ビタミンAは、体内でビタミンAとして働く栄養素の総称(レチノールやカロテン)
- レチノールは、ビタミンAの効力をもつ成分(動物性のものに含まれている)カロテンは、体内でビタミンAに転換される(主に緑黄色野菜に含まれる)
- カロテンには、α、βなど4種類ある
- β-カロテンには、抗酸化作用がある
- ビタミンA欠乏症の初期症状に夜盲症がある
- 肝臓に障害があると、ビタミンAがたくわえられなくなる
- ビタミンAは脂溶性のビタミンのひとつ
- 目の健康に深く関わっているビタミン
- 妊娠している女性は、安全な上限(3000mg)を超える量を摂取すべきではない
ビタミンAは、つかれやすい、風邪をひきやすいといった人や、成長期にある子供、授乳期のママなども積極的にとりたいビタミンです。
サプリメントを利用する際は、必ず用法、容量をよく読んで服用してください。また、栄養成分や医療情報をホームページや書籍などでさがす場合、情報は1つに絞らないでください。これらの情報は、あくまで目安であり、予備知識としての役わりでしかないことをご理解ください。
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